蘭side 「獣。」 誰かがそう呟いたのが聞こえた。 獣、か─…。 周りを見る。 皆、私に怯えている。 実際そうなのかもしれないな。 私は獣。 仲間にも牙を剥き出し血を求める。 闇にそまった獣。 …─梟って獣にはいんのかな。 まぁ、入ってるって事でいいや。 Red owl。 血に染まった赤い梟。 今の私にぴったりの名前ってか。 私は小さく笑った。