「なに、百面相してんだよ。」 「うべしっ!!」 「「「「(うべしって─…。)」」」」 いつの間にか止まっていたのか恭平の背中におもいっきり突っ込んだ。 糞っ、気付かずに変な声でたじゃん。 打った鼻と恥ずかしさのあまり赤くなっているであろう顔を手で覆う。 てか、絶対後ろの人たちにも聞かれてたし。 …─分かってんだぞ。 さっきから笑い堪えてんの。 「─────…。」 覆った手の隙間から無言で睨み付ける。 後ろの人たちは私の視線に気付いて小さく悲鳴を上げた。