「───…っ!?」 いつの間にか閉じていた瞼をおもいっきり開く。 「蘭?!大丈夫が?うなされてたけど─…。」 そう言いながら心配そうに私を覗き込む恭平が見えた。 「…─大丈夫。」 どうやら私は椿夜に向かう車の中で眠てしまったらしい。 そして、夢を見てうなされていたと。 『撃てやRed owl。…─いや蘭。』 …─あの、とても現実的な夢に。 「…─もうすぐ椿夜に着くから。準備しとけよ。」 「…─うん。」 恭平の言葉に小さく頷いた。