「ただいま」 「可哀相にねぇ。ほら、アンタ見なさい」 「えー、何」 緑と白のボーダーシャツ。 ずっと捜していた。 「十五年前、行方不明になったきりだった男の子らしいわよ」 ずっと捜していた。 あの笑顔。