幼馴染みの初恋


白夜は照れくさそうに志紀鮫を見上げる。
「うんうん…よし、もう俺との話しは終りっ!ユイの所に行ってあげなさい」
白夜の頭を志紀鮫は撫でて視聴覚室のドアに指を指す「はいっ!」
白夜は大きな声で返事をすると視聴覚室を出る。

ダッダッダッダッ…
志紀鮫の走り去る姿を見送ると志紀鮫はまたタバコを吸う。

カッチ…シッボッ…

窓を明けて志紀鮫は校舎を見渡す。
「青春だねぇ…」