幼馴染みの初恋

「吉村…吉村 衣占(よしむらいじめ)だよ」
ハヤテはまだわからないようで少し考える。
「やっぱ…わかんねー」
「ごり…」
ハヤテは一瞬で過去のできごとを思い出す。
「お前…ゴリ君か。」
ハヤテの全身から力が抜ける、トラウマみたいなものかもしれない。
「な…なんで、お前が…」
衣占はユイを自分のものにするたも親に色々手を回してもらってユイの高校にきたらしい。
「お前…ユイちゃんに手出したら…」
ハヤテは衣占を凄い形相で睨む。
「何かな?お前の恋人か?」衣占はニヤニヤしながらハヤテの足元に唾をはく。

「俺ぢゃねーよ…でもな。手出したら殺す。」
衣占はハヤテを怖がっていない。ハヤテだって昔よりずっと強くなっている。でも衣占は全然ひいていない 「怖いねぇ〜。よしよし…今日の放課後にクリスマスツリーがある公園に一人でこい。話しがある」
衣占はそれだけ言うと学校へと向かう
「くっそぉ〜。アイツ強くなってやがる。」
ハヤテは悩んだ、白夜にもユイにも話せない。
「だれが行くかバーカ!アイツら二人の事で大変なんだからよー」
ハヤテは二人の事でいっぱい②
ほんと…両方ガキだと大変なんだよね。
「まっ…なんとなかなるにゃん♪」
ハヤテ…性格の変え方が激しいぞ…。
三人共学校に間に合う
ハヤテもギリギリセーフだったようだ。
二人は学校でもぎこちない。
衣占が同じクラスにくるかと思ったら、ハヤテの考えすぎだった。
「アイツ誰だったの?」
ユイがハヤテに聞いていて、それをハヤテも聞いている。
「ごり君にゃんよ♪」
ユイと白夜は二人そろって声を張り上げる
「えっ?!」
本当に御そろいな二人だよね…若いって羨ましい。
「ごり君ってあの?」
ハヤテはユイが走って行った後の事と放課後の事は言わなかった。言っても意味ないしハヤテ自信公園に行く気がない。ハヤテは指示されるの嫌だからね。
「だよー!嫌になるにゃん♪」
でもハヤテは朝の喧嘩で少しワクワクしていた。
「あんた、尻尾出てるよ…」 ハヤテはビックリした確かに猫になりたいけど、尻尾なんてある訳ないと思いながら後ろを見る
「なんだぁ♪カッターシャツが出てるだけゃん」
ハヤテは白夜にもこっちきて話そうと進めるが嫌と断わられる。