怜「ちゃんと他にも参加者が居たんだな。あっ、俺等も参加者だ。俺は怜に…」

ちらっと雅明を見ると雅明も答える。


雅「雅明です。貴女の名前は?」


彼女は最初オロオロしていたが、やがて答えた。


?「あっ、ゴメンなさい。私、つい驚いてしまって…。私は麻理(マリ)です」


麻理と名乗ったその子はペコッと頭を下げた。


怜「そうか。それで…麻理。参加者はアンタだけか?」


麻理は首をフルフルと首を横に振った。


雅「他の人は?」


雅明が聞くと彼女は説明を始めた。