文「さ…怜?」
皆、驚いた顔をしている。
こんな大声を出したら鬼に気付かれるかもしれない。
でも、そんなの今はどうでも良かった。
俺は構わず言葉を続けた。
怜「今は仲間割れしてる場合かよ!状況を考えろよ!こうなったの俺達自身の責任だっ!自分自身で“やる”って言ったんだ!誰のせいでもない。文太にも…もちろん雅明にも」
俺の言葉に拓海は不機嫌そうに言う。
拓「にしたって……」
怜「大体、雅明は俺達を止めた。やめた方が良いと言った。
それでも、やるって言ったのは俺達だ。
しかも、俺達は最初に雅明が捕まった時置いて逃げようとしてただろ?
それで逃げても捕まったんだからどの道逃げられなかったんだよ。
それに…俺達が雅明を巻き込んだ様なもんだ。俺達に…雅明を責める資格はない」
俺は静かに言った。
そう。
俺は雅明に“大丈夫”だと言った。
なのに……こうなった。
雅明は元々自己主張しない…自己犠牲タイプだ。
俺達がやると言ったら…あの時みたいに少しは言うが大体は引いてしまう。
俺はそれを分かっていながら…好奇心に負けてやってしまった。
俺達が……雅明を巻き込んだんだ。
俺の言葉に全員黙る。
すると雅明は静かに口を開いた。
皆、驚いた顔をしている。
こんな大声を出したら鬼に気付かれるかもしれない。
でも、そんなの今はどうでも良かった。
俺は構わず言葉を続けた。
怜「今は仲間割れしてる場合かよ!状況を考えろよ!こうなったの俺達自身の責任だっ!自分自身で“やる”って言ったんだ!誰のせいでもない。文太にも…もちろん雅明にも」
俺の言葉に拓海は不機嫌そうに言う。
拓「にしたって……」
怜「大体、雅明は俺達を止めた。やめた方が良いと言った。
それでも、やるって言ったのは俺達だ。
しかも、俺達は最初に雅明が捕まった時置いて逃げようとしてただろ?
それで逃げても捕まったんだからどの道逃げられなかったんだよ。
それに…俺達が雅明を巻き込んだ様なもんだ。俺達に…雅明を責める資格はない」
俺は静かに言った。
そう。
俺は雅明に“大丈夫”だと言った。
なのに……こうなった。
雅明は元々自己主張しない…自己犠牲タイプだ。
俺達がやると言ったら…あの時みたいに少しは言うが大体は引いてしまう。
俺はそれを分かっていながら…好奇心に負けてやってしまった。
俺達が……雅明を巻き込んだんだ。
俺の言葉に全員黙る。
すると雅明は静かに口を開いた。


