「!」
赤黒い空が割れてそこから出てきたのは……俺達と同じくらいのボロボロの服を着た男子だった。
その目には狂気が満ちている。
ゾクッ…
背筋が凍りついた。
冷や汗が垂れる。
俺達にでも分かる様な殺気だ。
雅明なんかもっと恐怖を感じているだろう。
ピ「この子が鬼でーす♪」
その場の雰囲気には似合わしくない楽しそうな声が聞こえた。
ピ「あっ、そうそう。君たちの他にも“参加者”が居るよっ♪君たちと同じくらいの年の子たち。後、今さっき始めたばかりだから同じくらい終わるはずだよ☆さっきも言ったけど……何しても構わないから協力するのも…利用するのもよしだよ」
ニヤァと笑いながらピエロは答えた。
ピ「まっ、精々捕まらないよーに頑張って♪じゃあ、呼び出してゴメンねっ♪」
ピエロが指を鳴らすと鬼がまた何処かに消えた。
ピ「じゃあ、ショーを始めよう!楽しい、楽しい…ゲームをねっ!」
そうピエロが言うと俺達それぞれの前に蓋の裏に小さな色のついた水晶様なものがついている懐中時計が現れた。
それに加えビー玉もこっちにくる。
ピ「その時計で12時間…朝まで逃げ切れたら君たちの勝ち♪因みにそのビー玉は君達の“命”を表していて懐中時計の裏にある水晶に反映されるからね」
「ほら、ビー玉に色がついてるでしょ?」と言った。
見てみると確かにビー玉に色がついている。
俺のは青かった。
ピ「だから、誰かが“脱落”したらビー玉が砕けて……その水晶も壊れます♪」
「何個壊れるかな〜♪」俺は楽しそうに言う奴に質問をする。
怜「俺達の命が反映される?だったら数が多くないか?」
懐中時計の裏にある水晶は10個ある。
俺達は5人なのに。
するとあーと言って「一応、他の参加者のも入れといたの☆」と説明した。
ピ「じゃあ、そろそろ始めよう!スタート!!」
ピエロはそう言うと笑いながら何処かに消えた。
奴の笑い声だけが校庭に響き渡った……。
赤黒い空が割れてそこから出てきたのは……俺達と同じくらいのボロボロの服を着た男子だった。
その目には狂気が満ちている。
ゾクッ…
背筋が凍りついた。
冷や汗が垂れる。
俺達にでも分かる様な殺気だ。
雅明なんかもっと恐怖を感じているだろう。
ピ「この子が鬼でーす♪」
その場の雰囲気には似合わしくない楽しそうな声が聞こえた。
ピ「あっ、そうそう。君たちの他にも“参加者”が居るよっ♪君たちと同じくらいの年の子たち。後、今さっき始めたばかりだから同じくらい終わるはずだよ☆さっきも言ったけど……何しても構わないから協力するのも…利用するのもよしだよ」
ニヤァと笑いながらピエロは答えた。
ピ「まっ、精々捕まらないよーに頑張って♪じゃあ、呼び出してゴメンねっ♪」
ピエロが指を鳴らすと鬼がまた何処かに消えた。
ピ「じゃあ、ショーを始めよう!楽しい、楽しい…ゲームをねっ!」
そうピエロが言うと俺達それぞれの前に蓋の裏に小さな色のついた水晶様なものがついている懐中時計が現れた。
それに加えビー玉もこっちにくる。
ピ「その時計で12時間…朝まで逃げ切れたら君たちの勝ち♪因みにそのビー玉は君達の“命”を表していて懐中時計の裏にある水晶に反映されるからね」
「ほら、ビー玉に色がついてるでしょ?」と言った。
見てみると確かにビー玉に色がついている。
俺のは青かった。
ピ「だから、誰かが“脱落”したらビー玉が砕けて……その水晶も壊れます♪」
「何個壊れるかな〜♪」俺は楽しそうに言う奴に質問をする。
怜「俺達の命が反映される?だったら数が多くないか?」
懐中時計の裏にある水晶は10個ある。
俺達は5人なのに。
するとあーと言って「一応、他の参加者のも入れといたの☆」と説明した。
ピ「じゃあ、そろそろ始めよう!スタート!!」
ピエロはそう言うと笑いながら何処かに消えた。
奴の笑い声だけが校庭に響き渡った……。


