君がいてくれるなら



「私もおとーさんと弟かな。」


希美に向って笑顔で答えた。
目の前に座るなぉが、えっ!?って顔をして私をジィ~っと見てるけど

気にしない気にしない…


おしゃべりをしながら腹ごしらえをした私達は、女子で賑わうチョコレート売り場へ向う。


「どれにしよう…。」


みんなはそれぞれ想いを馳せる相手を想いながら、ガラスケースの中のチョコレートを見てる。

私もそれとなくみていると、なぉがすっと近付いて来た。


「実莉、コレいいんじゃない?」


コレ?

なぉが指差したチョコレートは、大きすぎず
かと言っても義理チョコって感じでもない。

ネイビーブルーの箱に入ったトリュフセット