君がいてくれるなら



歩きなれた地元の道


見慣れた風景なのに、先輩が隣にいるだけでウキウキする。

それに中学の同級生とかにも会っちゃいそうで、心なしかソワソワと周りも気になって

私もしかして、なんか挙動不審!?


とにかくなんか心がドキマキしてる。


「今日のカッコ、春っぽくてかわいいね。」


「え?あっ、ありがとうございます。」


不意打ちで褒められて、顔がボッっと熱くなる。


「先輩のシャツもかわいいですよ?」


自分だけ言われっぱなしなのが照れくさくなって、先輩のチェックのシャツを褒めかえすと先輩フフっと柔らかい笑みをうかべた。


私が妙に緊張してるせいかな、なんとなーくぎこちない私達

そんな私達をくすくす笑うように、時折春の強い風がビュウっと吹き抜けていく。