「そっかぁ、実莉とうとう先輩の家かぁ。
今日…何か事件起きるかもね!」
穂果がにぃ~っと笑って「ねっ!」て寛に目配せをする。
視線に気がついた寛も、あ!っと閃いたように私に言う。
「あ?あぁ。
まぁ、頑張れよ。」
「え?なにを…?」
「とにかく頑張ってね♪」
「だから何を?」
聞き返す私に2人は意味ありげな笑顔を向け、じゃあねーと手を振り仲良く手を繋いでコンビにを出て行った。
何を頑張るのよ?
そう思いながら私はお茶やお菓子を選ぶ。
…あ。
お菓子の箱に手をかけたとき、2人の言っていた“事件”と“頑張れ”の意味に見当がついた。


