君がいてくれるなら



「実莉考えすぎてない?
顔暗くなってるから!」


涼香(スズカ)が私の背中をバシッとたたく。

どんよりしながら振り向くとニコニコ笑顔の涼香が、長い髪をかき上げた。


「お互いに本当に好きなら、受け入れても断っても良い方にしか進まないって。
それでダメになるならその程度ってコトでしょ?」


私が言うんだから間違いないでしょとばかりに、ハッキリ言い切った涼香。

バレー部の中で唯一、オトナノセカイを知ってる。


「さすがに言葉が重っ・・・。」


3ヶ月前、オイタを経験した涼香の言葉に納得しつつ関心してるなぉ。