あたしたちはブランコに乗った。 「ねぇ、悠也?」 「ん?」 「悠也、好きな人いるの?」 あたしは身をのりだしてきいてみた。 もし本当に、悠也があたしの事 好きでいてくれたら 嬉しいかな?って思ったから。 悠也はその瞬間、 ブランコをこぐのをやめ しばらく固まった。 「悠也?」 あたしが呼びかけると悠也は 「いるよ・・・」 そう答えた。