小学校3年生の夏休み

セミがうるさく鳴く暑い中

私は1つ下の弟と一緒に
お父さんに連れられ
向かった先はが通う小学校の
グランドだった。


そこには小学校生が
野球のユニフォームを来て
キャッチボールをしていた。


ほとんど男の子が多く
女の子が5、6人ほどの
約30人のクラブチーム。


小学6年生から私より小さい
1年生まで、みんなグローブ
を片手にボールを投げてた。


ぼーっと見ている私に
あるコーチが話しかけてきた。


「良かったらキャッチボール
やってみないか?」


私と弟はキャッチボールを
教えて貰った。


ボールを持つと野球ボールより大きめのボールだった。


「これはソフトボールだよ。
ソフトはね、ピッチャーが
下から投げるんだよ。

ほら、あそこにピッチャーが
投げてるでしょ?」


指を指した方を見てみると
ピッチャーらしき子が
腕をグルンと回して投げていた。


凄い!カッコイイ。



私は初めてソフトボールと
言うスポーツを知り、
ソフトボールをしたい!
って言う気持ちになっていた。