ハート・オブ・ピンク

きゃぁ。


とっさに右腕を振り上げる。


北くんの顔面にHIT!!


かとおもったら、

しっかりとこぶしを掴まれてました。


「さすがお譲様だな。護身術はお手のもの?」


余裕の顔が許せない。


あんなにあこがれてた


かっこいい存在だったのに。


急に憎たらしくなってきた。


私のこぶしをはなすと、

「じゃ、家ついたらすぐ引っ越しの準備するぞ。」



って、手引っ張って歩いていた。


はぁ?

てか、普通車とかつれてくるのがボディガードじゃない?



いろいろ不満もあるが

その時はなにも言えなかった。



てか、


「引っ越し!?なんで!?」



すると北くんはうんざりしたような表情を浮かべ


「お前もお譲様なら、もうちょっと言葉づかい気をつけたら?」




「引っ越しってなによ!!」



「なんで、俺がボディーガードになったかわかる?」



なんで?


さっぱりわからない。


「いま、結の会社は他社からの攻撃を受けてんの。
 狙われてんの。」


お譲様だったらそんぐらいわかるだろ。


みたいな顔された。