でも、やっぱり祥介さんを困らせたくはない。
好きだから困らせたくないよ。


この思いは許してくれるよね?





「一緒に寝てんのにやれねぇって辛いよな」


「ごめんね?」


「声我慢したら大丈夫か?」


「えっ?それは無理」






さすがにね。
隣の部屋にはケイくんが寝てるし。


リビングにはトキオがいるし。


レンだって、自分の部屋にだけどいるもんね。






「そうだよな…今日はこれで我慢しとくか…」





そう言って、祥介さんはたくさんのキスをしてきた。