内容は、
ごく簡素なもので
自己紹介混じりの挨拶をし、
当番日を決め解散となった。
俺たちの当番の日は、
金曜日。
週の終わりの日。
「じゃぁ、これからよろしくね。
以外と遅くなっちゃったね。」
もう太陽が沈もうとしている。
やっぱり、まだ春なんだなぁ。
「途中まで、一緒に帰ろうぜ。
家に着くころには、真っ暗だ。
こんな俺でも、
一応男だから、なんかあった時には、役に立つだろう。」
つい口から、出てしまった。
俺達は、
幼稚園から中学校まで同じ学校だったのだから、
家が近いのはあたり前なんだが、
俺こいつんち知らないんだよな。


