鬼殺し

「いい加減にしろ、お前ら!」

今までにない怒気に満ちた冬耶の叫び声があがり、場の空気が凍て付いた。

「今俺達がおかれてる状況わかってんのか?いがみ合いや喧嘩なら、ここから出ていくらでもやれよ!」

「そうよ、早く鬼を決めて頂戴。まずはそれが先」

詩織だけが冷静な口調でひたすら進行を促していた。