見開いた目をぴくりとも動かさずに天井に向けている涼子。 彼女は間違いなく死んでいる…… 『木島涼子を殺した犯人はこの中にいます』 「俺……心当たりあるよ」 部屋の隅でぼそっと声をあげたのは、その時初めて開口した響だった。