はぁ〜
南おせぇ
報告すんのにどんだけかかってんだよ

つか.今日街いつもより人多くね?
何かあんのか?


「璃遠っ!!ハァハァ」

南が息を乱し走ってきた
んな走って何かあったか?

「南どうした?」


「じ、実は・・・・
この街に2人の天使が舞い降りたって噂が広まってるって雪斗が!!」


はぁ?天使?笑わせんな
天使何ている訳ねぇー


「天使?ハッ何言ってんだよお前」

鼻で笑う璃遠に追い討ちをかけるように南が口を開いた


「本物の天使じゃねぇーけど、天使みたいな身なりの女2人らしいぞ?」


「2人ぐみ・・・」


南と目を合わせると複雑そうな笑みを浮かべている


いやまさか・・・な


「雪斗が言うにはホストクラブから出てきた2人組で何でも1人は・・・・」


「ちょい待ち」


「なんだよ璃遠?」


ホストクラブから出て来た女2人組?


店には女2人組の客俺らしかいなかったぞ?


「まさかと思うけどそれって俺らの事?」


と苦笑いしながら南に聞くと手で頭をガシガシかきながら


「あぁ、らしい」


なんだとぉおー!!!!?