華龍〜華麗に舞え


「・・・・・と言う訳です。」


「ふーん。じゃ、そのホストクラブにお客として潜入しますかっ♪」


「「は!?」」


突然な南の発言に俺と雪斗は顔を見合せた。


「ねっ?いい考えだよねぇ」

「いや、南?
ホストクラブって女が通うもんだろ。
男が通っても怪しまれるだろーが。
誰が通うんだよ?」


南は俺の方を見てニヤっと嫌な笑みを浮かべ


「もちろん璃遠だよ?」ニコ


「いや無理」


「女装すればいいでしょ?
つか.元の姿に戻れば問題ないだろ?ボソ」


耳元で悪魔が囁く・・・


「ぜってぇーやだ」


すると南が黒い笑みを浮かべそっと囁く。


バラすぞ?
やるよな?
お前が女ってバレたら仁が大喜びだなぁー?ニヤニヤ



!!!!!!!


「ったく。わーったよ!
やればいいんだろやれば」

「璃遠いい子でちゅねぇー」

と言って頭を撫でてくる南。
俺は初めて仲間に殺意を覚えた・・・・・