「それより雪斗。 さっきの続き聞かせろ」 雪斗を見ながら言うと雪斗は眼鏡をクイっと中指で押し上げパソコンを俺に見せてきた。 「これ見て下さい。 最近街で妙な噂が流れてるんです。」 「・・・妙な噂?」 「はい。 あるホストクラブの事です。 そこに通っていた女達が何人も突然消えているんです。」 「・・・・・・」 「璃遠何深刻そうな顔してんだよぉー」 南がひょいっと顔を覗き込んできた。 「ん?雪斗説明してくれ」 「はい。実はですね・・・・」