華龍〜華麗に舞え


ある、おさげの少女が視聴覚室ドアの前に立っていた。


黒い笑みを浮かべながら
膝下まであったスカートを膝上20㌢まで折り曲げて上げ、シャツのボタンをギリギリまで開放。
トレードマークのおさげもほどき、眼鏡を外しポケットに入れ、最後にグロスを付ける。



女はニタァーと笑いながら視聴覚室のドアに手をかけ、静かに開けた。