「おい!璃遠!!」


「何だよ・・・・」

はぁ、何か一気に疲れた


「あれでよかったのかよ?
あいつの最後の顔すげぇ辛そうだったんだけど・・・」


敵なのに何で南が心配してんだよ


「何で南が気にするんだ?」

南は苦笑いをしながら


「いや、俺も同じ男だし?
その、なんちゅーか気持ちが分かるんだよな」


ふーん
そんなもんなのか?



「まぁ、そうだとしても俺にはまだ問題がある。
仁にもまだ返事をしていないのにあいつ・・・愛希に返事なんてできねぇーだろ?」

そう告げると南はハァーと溜め息を吐き


「そうかもしんねぇーけど、スルーは止めたげて!!
一番辛いんだぞ?あれ・・・」


「ん、分かった」


南と話していると何処からかドタタタ・・・・・と聞こえてくる


やつが




奴が来た!!!