「でもきっと早く4年はたつよ」


それは海斗とすごした1年が早かったからそう思う



「だから海斗、がんばろう」


これは精いっぱいの私の我慢



これ以上はいえない





「そうだな」





自然と海斗の肩に頭を乗せていた




そこから見える夜景はとってもきれいだった








二人ともこれからまだまだ長い間離れて暮らすけど



その時間を埋めるかのようにお互いがこの時間を大切にしていた