「玲奈!!」


教室のドアが開かれて海斗に腕をつかまれた




そしてそのままぎゅっと抱きしめられた




「玲奈・・・ごめんな」



久しぶりに聞く海斗の声に心臓がおかしいくらいバクバクしている




ずっとこのぬくもりを待っていた自分の体は




海斗のぬくもりを感じていた







「海斗・・・・」





やっと口に出たのは




ずっと呼びたかったこと