「付き合うとかそういうのは……」 人差し指で頬をかきつつ、 「まずは卒業してからだな」 「えぇぇーーあと一年も待たなきゃいけないの!」 「あくまで考えるだっ!!」 千春、ありがとう。きっとお前が悔やみ続ける僕の為に、この子と引き合わせてくれたんだろう? 僕はもう大丈夫だ。