野球中継をソファで眺める父、ダイニングテーブルを拭く母がいるリビングを無視をし、玄関を飛び出した。 確かに僕は彼女を見送った。 もうすでに帰路についていておかしくない。 街頭もロクにない。鈴虫の合唱する道を無我夢中に走り回る。