目を覚ますと 外は明るくなっていた。 汚れた体を起こし、 学校へと向かった。 * * * * * * * * * * * * * * * 目が真っ赤に腫れている顔を 周りは心配そうに見ていた。 すると八木先輩が 私の方へ歩いてきた。 「春、屋上行こ。」 いつになく優しい先輩。 私が頷くと、先輩は私の肩を 優しく支えてくれた。 * * * * * * * * * * * * * * *