あの日から私と絵梨は 会話をすることが無くなった。 そして私は八木先輩の 暴力に耐える毎日だった。 友達と遊びに行くと 言うだけで殴られた。 先輩の待ち合わせに遅れると 駐輪場へ投げ飛ばされた。 体の痣は日に日に増えた。 酷いときには意識が 朦朧とするまで殴られた。 先輩の束縛は暴力へと変わり日を重ねるたびに激しさを増していた。 何度も別れを切り出したが そのたびに酷い暴力を受けた。 * * * * * * * * * * * * * * *