片思いlovers

心配した自分が少し恥ずかしくなった。
というより、田原に申し訳ないような気持ちだった。

あんだけ心配したけど、本人はそんな気はないっていうか気づいてすらいないみたいだし?

まぁよかった・・・とおもうけど。

そう言えば先輩に何か言うのかな?
そうなったら、さすがに引いてくれると思うからそれに越したことはないけど、逆に何か言われそうで怖いなあ・・・

・・・大丈夫でしょ!

自分でもビックリするくらい、楽天的な自分が居た。
多分、相当な緊張とか不安から一瞬に解放されて抜けてるんだと思う。

道が別れるところで、「大丈夫だから」とまた田原は言った。

田原の大丈夫って言葉は心強いし、嬉しい。
だけど、逆に心配ばかりで迷惑なんじゃないかとも思ってしまう。

実際のところはどう思ってるのかな?

でもそんなこと聞く勇気もないし。

最近はことあるごとに悩んでばっかりだ。
そう言う時になるときまって、友達とかに感謝している。

明日が楽しみなような心配なような気持ちになった。
時間を確認しようと携帯を出すと、着信メール2件。

一件は結衣から、一件は知らないメアドから。
結衣のを見てみると、帰りのことを心配してくれるようなメールだった。

結衣は修也から先輩のことについてきいたみたいだった。
修也とか他のサッカー部のメンバーからしてみれば、先輩が田原の事を好きって事なんて一目瞭然だったみたいだけど・・・
そう考えると相当な鈍感なのかも知れない。

もう一件は・・・誰だろう??

危ないかもだけど・・・気になるし!

誰からかは、題名を読んだ瞬間に分かった。

・・・高嶋先輩だ。

どうして私のメアドを知ってるんだろう?
不思議だけどあの人なら、どんな手段を使ってでも私と別れさせたいだろうし・・・
広い人脈を使って、私たちの学年の誰かからでも聞き出せるんじゃないかな・・・

でも、内容的には・・・最初にちゃんと名乗ってあったし、こういうところはやっぱりちゃんとしているんだ!
いいとこの生まれだからそう言うのはちゃんとなってるのかな。

そんなことを考えながら一通り目を通す事にした。