はぁぁぁぁぁぁぁ?????
何言ってるんだこいつは??????

内緒にするかわりに俺とつきあえだと?


「ふざけてんじゃねぇ・・・」

中学時代、通っていた中学では誰よりもケンカが強かった私。

そのへんの男には負けない自信がある。

・・・といっても高校はいってからはできるだけ隠してるけどね



ちょうど誰もいなかったから、回し蹴りをお見舞いしてあげることにした。

・・・よけやがった。
なんかいつもの私とは違う変なスイッチが入ってしまったみたい。


「あぁ?てめっ・・・」

ばっと上を向く。

その一瞬でまた唇を奪われてしまった。

「なっっ」


かぁっと顔が熱くなる。


ふふんと得意げに笑いながら結城は何気なく言葉を漏らした。

「それくらいわかるんだよ?月城中の桜華ちゃん?」


え?

なにいって・・・