「…失礼します…」 いなきゃいいと思ってた、平岡は普通にいつもの場所に座ってて、 かなり顔を臥せて、泣いていたのが分からないようにした。 「遅くなりました」 「ほんっとにな。 俺、超腹減ったよ。 何時間かかったんだ。」 今日は構えない。 …そっとしといて欲しい。 「すいません。 …失礼します。」 無理矢理置いて職員室から出て来た。