「…ありがとう。

なんか幹斗…お金使いすぎじゃない?」

指輪とお皿とマグカップ、お茶碗…


「いいんだ…眠れなかったから、バイト入れまくってたし、飯も食わなかったし、
外で誰とも遊ばなかったから…金貯まりまくった。」


「いつか…こっちにも俺がはめたい…」

そう言った幹斗の顔は真っ赤で…


そして左手を握ってくれた。