車に乗ってすぐに、幹斗の胸に飛び込んだ。 「何も言わなかったんだけど………なんかばれてて… 日曜日の夜、幹斗つれておいでって。 お肉。……なんか予定ある?」 ギュッとしながら幹斗は 「お前んとこの…肉の誘い…断ったことある?」 と笑ってた。 「ない…。 あと…それまで帰ってこなくていい……って。」 自分でも顔が真っ赤なのが分かった。 「すぐに帰ろう。買い物して…」 エンジンをかけて走りだした幹斗に…… 「幹斗ありがとう。 大好き。」 そう言って手を握った。