私は雅樹と付き合いながらも…


一人でいると必ず考えていた。

『もっとわがままを言えたら。』

『もっと正直に素直になってたら。』


でも女の子と歩いてる幹斗を見て、


もう幹斗は歩き出してる…


私はやっぱり幹斗にとって足かせだったのかと思っていた。