「はっ!ちょっと何?」 「大丈夫。何もしない。 ちょっと眠りな。 紗耶じゃないけど、顔ひどい。 俺ここにいるから…大丈夫。 嫌な夢みたら…ギュッてしてやる。」 ずっと幹斗の夢ばかり見てた。大学生の嫌な幹斗の夢。何度も何度もうなされて起きる。 起きたら、家で、まだ夜中で、これが現実だと、でも、夢もまた事実だと…落胆する。 御飯を食べると、幹斗の家で一人で食べた味を思い出す。 腐ってた手料理を思い出す。 食べてる物が腐っている気がして、またもどす。 私の身体は悲鳴をあげていた。