あなたとわたし 魔法と呪い



すごくやな予感がする。


「ゴメン。恵子。
ちょっと…勇作と飯いってくるわ。

また明日…駅でな。」

勇作くんは、今日…私が遊ぶのを知ってたのに、電話してきた。

幹斗は、お金がないといいながら、食事にでかけた。
眠いといいながら。

手料理が食べたいといいながら。


料理をしたり、掃除をしたり、洗濯をしたりしたことに、何ひとつ気付かずに。


そして…私は…少しづつ壊れていった。