あなたとわたし 魔法と呪い



「なぁ幹斗。
志賀………頑張ったよな。」

平岡は急に真顔になって言った。


「……はい。
……………すごく。」


「フッ。知ってた?
文化祭の出し物決めた日。
志賀、何個も何個も案考えてきてたの。

お前に皆が話し振らないように。

かなりの具体策まで考えてた。



ここ3日…いや4日はまともに寝てないよ。
俺…マジであいつ…倒れるかと思ったよ。」


なんとなく思ったことがあった。丸め込まれてるような。そんな気分。


また平岡と決めたのかっていらついたんだ。




俺の…………為?