あなたとわたし 魔法と呪い



「ってか幹斗、昨日の午前中、会計係だったろ?
スタートのチェックってお前した?」


「…イヤ…しようと思ったらもうしてあった。

それ…今の話しと何か関係あるの?」

なんとなくドキドキしてた。


「…あー…や、昨日の午後は俺だったんだ。
最終のチェックの時みたんだけど、最初のレジチェック…………6時になってた。」


『ろっ6時…』


皆の声が揃った。

「6時にきて、昨日も今日もずっとフォローに入ってる。

お前…気まずいの分かるけど…
ちょっとひどくないか?

あいつ最近どんどんやつれてってるし、なんで…助けてやんねぇの?」


それだけ言うと荒木は『志賀のサプライズ…楽しみだ。客すごそうだし、フォローはいろー』と言って教室に戻っていった。


俺ってほんっとにお子ちゃまで…


志賀に無理させてるのだってどっかでわかってたのに…無視してたんだ。


昨日のレジチェックだって、誰かがやってくれたんだ。…なんて思ってたけど、備品管理は実行委員の仕事なんだ。

あいつに決まってる