あなたとわたし 魔法と呪い



二日目のお昼前、校庭の飲食クラスでクラスの奴とメシ食ってると、後ろから声をかけられた。


「幹斗…お前何やってんの?」

クラス委員の荒木だった。
「何って。メシ食ってんだけど。
俺…今日1日『あき』だし。荒木も一緒にどう?」


「お前さぁ。
実行委員やめたの?

……多分……だけど………志賀……昨日も今日もメシ食ってないよ?」

「はぁっ?なんで?
あいつ昨日一日『あき』だったじゃんか。

昨日の午前中、教室にはいなかったよ。」


…荒木が、何故そんなことを言うのか分からなかった。

「あれ…幹斗知らなかった?
昨日の午前中、志賀さん調理室にこもってたよ。」
「俺…今さっき調理室、顔だしたら、志賀さんいたよ。
なんか皆まだ作ってるから不思議だったんだけど、志賀さんが『午後からシフォンケーキでもう一回、集客させる』って」

一緒にメシを食ってたやつらも口々に言う。