「食いモン何もねーよ…あ、愛んとこ行こーぜ」



「愛んとこって…バイト先?」



「そーそー。晩飯食いに行くべ」





ノリノリな希望を前に俺は眉間にシワを寄せた。



愛のバイト先は、オシャレなカフェダイニングだ。



飯にボリュームはあるし、愛のおかげで全て半額で食えるし、ドリンクはタダにしてくれるんだが



一つ問題が…