遠くの空に。


『ごめん……気付いてやれなくて。出てく前に気付いてやれれば良かったのにな。ホントごめん。』




俺は、かのんを抱きしめずにはいられなかった。







『龍…騎……。』


泣いているかのんに、




『もう、絶対に離さないから…。たとえ、誰に何と言われても。』


と誓った。





『う…ん。あたしも……もう勝手に離れたりしない…から。』







パチパチパチパチ!





かのんの生徒たちは、拍手をしていた。