『ちょっと、黙っててやんな。米田先生にも色々と事情があるんだよ♪な?静かに見守っててやろうぜ!』 ざわつく生徒たちに、篤紀くんがそう声をかけた。 『なぁ!かのん。俺さー、あん時と気持ち変わってねぇーから。ずっと、かのんの事だけが好きだから。』 『知ってる……婚約会見みたから。でも!』 『でも?裕子のことがって言うんだろ?!裕子は、最初から俺に好きなやつがいるのは、知ってるよ。裕子に会ったときに話したから。』