『気には、なってるよ。』 『気になってるなら、行かなきゃ後悔すんぞ。行って後悔した方がまだ良いだろ?』 『だよな…。来年にでも行けたら、行ってみるわ。』 『おう。』 かのんの実家に行って、かのんの様子がわかるかどうかはわからないけど、出来ることならもう一度、かのんの笑顔を見たいから…だから、かのんの実家に行くことに決めた。 ―― 8月。――― かのんがいなくなってから、もう3年と4ヵ月が過ぎていた。