開くと、見覚えのある2枚の紙に、見覚えのある字で何か書かれていた。 『かのんの実家。龍、知ってんだろ?訪ねてみたら良いじゃん?何かわかるかもしんねぇーし。あと、それ…』 『これって……。何でこれを大輔が…?』 それは、俺たちが出逢ったばかりの時、事故に遭ったかのんの誕生日にあげた、どうしようもないただの紙切れのプレゼントだった。 『それは後で説明するから、その2枚の紙、よく見てみろって…。』