遠くの空に。


『で、わかった。って言った後に、「あたし…きっと龍騎くんに少しひかれてるんだと思う。鈴夏と龍騎くんの会話見てた時、好きだった彼との事を重ね合わせてた。だから、鈴夏に彼氏さん?ってきいたんだと思う。あたしは上手くいかなかったけど、鈴夏の彼氏が龍騎くんなら、あたしと違う結果になりそうな気がしたから。」って!多分…好きだった彼ってのは、剣斗くんの事だと思う。でも、かのんはこの時から、ずっと龍騎を見てた。それは知っててほしくて。』




鈴夏は俺に軽く笑いかけると、大輔たちの方へ戻っていった。