そんな感じにバタバタして、2時間……。 『あ~ぁ(汗)完全に寝ちゃいやがった…↓』 『寝ちゃったねぇ(笑)彼氏さんのとこにでも帰してあげますか?』 『だな(笑)』 龍騎は言うと、鈴夏をおぶって居酒屋の支払いを済ませ、タクシーへと鈴夏を乗せて送り出した。 『なぁ…!かのんを送らせてもらっても良いかな?』 『え…?でも、龍騎ん家はあたしの家より手前だし、帰るの遅くなっちゃうよ?』