それから、マスターは龍騎とどういった知り合いなのかを話してくれた。 龍騎が高校に入ったばかりの頃。 この店の前を口に傷を負った龍騎が通りかかり、マスターは声をかけた。 最初、警戒をしたような目でマスターを見ていた龍騎だったが、マスターが、手当てをする。と言い、店を“Close”にしたところあたりから、打ち解けてくれたのだという。 この頃。本気で龍騎に手を差しのべてくれたのが、マスターだったというわけだ。